町が何処かわからない

昨日から9月定例議会が始まった。役場の用事で窓口の議会中継のテレビを見た。歌津地区の高橋議員が「人口減少への町の対策は」こんな事を質問していた。東京に地方への「田舎暮らし」「若者たちの地方移転」などをサポートする事務所があるが、丸森町などは登録しているが町では人口減少にあたり、登録など対策はどのようになっているのか、と正していた。行政の答えは聴く事をやめた。これまでの経緯でも発展的な答えが無く、追求しても現在の形での町づくりや、人口減が「みなし仮設」の県事業の終わりにあたり、一気に人口数字が見えている。行政の体制や意識改革が一番の特効薬ながら、自身の方向性はあの年となると変わらないだろう。佐藤町政は13年目?を迎えている。

サンマに異変と言う。そう言えば今年のサンマは小さい。サンマ漁業に世界的な捕獲の行動が今あると言う。日本は領海域での漁業でサンマ捕獲をしているが、中国や台湾は排他的経済水域での領海外での漁をしていて、大型船で小さい物までも大量に捕獲している。台湾は日本の漁獲の30陪と言う。世界的な魚の食糧と言う需要拡大の中で、以前までの日本の漁業環境は弱小漁業会社にとって厳しい状態となっていた。自然の日本列島沿いを南下するサンマだが、日本近海へ来た時にはサンマは確実に少なくなっている。気仙沼の「目黒のサンマ」も毎年の行事ながら影響がでるのは必至だ。黒マグロの減少に伴い漁獲枠の減少も世界が求められている中で、近畿大学から大企業の黒マグロの養殖は、マグロ大好きの日本人には救世主だろう。養殖とて天然マグロの価格に近くなって行く。
町の動き世界の動きに冷静に見れる自分がいる。年のせいだろうか、生きる荒波の終末にいる為なのだろうか。これからの子供達と生まれてくる南三陸町の次世代の子らの事を思うと、大人が今しないと生まれた町が無くなる。こんな事を予想する。臆病は身を守る事にも繋がる気がする。
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