楽しく老々介護

部屋の掃除は、高齢者特有の「ゴミを貯める」という行動もあり、飲み物も部屋の奥から見つかり、こたつの下からも色々なものが出てきた。汚れた下着は全てゴミとともに出し、飲まなくなった薬も山のように部屋にためていた。テーブルもほこりだらけで窓とドアを全開し空気を入れ替えた。臭い取もキャップを開けないままで、部屋の隅においてあり、掃除を終えた。
ベッドは敷布を洗濯し、布団は干しほこりを払った。あんなにも「ほこり」が、ほこりたたきで舞うことに、その月日の長さを感じる。タオルケット2枚と掛け毛布2枚を太陽にあててあげた。
3時間かけての掃除仕事を終え、腰掛けて座っていた父は「疲れた寝たい」と言う父は、奇麗になったベッドに横になると、晩御飯も食べず朝まで眠った。
父の着替え、すべて脱がせ洗濯をする事に、本格的な「老老介護」の状況となっている。
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