歌津老人福祉センターの今後を町に聞く

9月の定例議会の質問は、歌津地区民が歌津老人福祉センターでの、デイサービスが無くなるとの声に、現在の状況を町長に質問した。
「高齢化対策」
「歌津老人福祉センター」の老朽化と継続の取り組みは
町長…社協から町への修復整備の要望はないがあれば対応する
問 災害公営住宅の独居生活者の現状は。
答 7月末現在で町内の8団地に697世帯が入居している。65歳以上の単独世帯は176世帯で、25.8%。
問 見守り対策は。
答 60戸以上の団地には2名の生活支援員を配備し、それ以外の団地は社協の「結の里」に常駐し、巡回して見守っている。
問 独居生活者の緊急時の体制は。
答 室内にセンサーがあり、24時間一度も反応がないと、警備会社につながり町に連絡が入る。その他に緊急ボタンが、お風呂・台所・トイレにあり、ボタンを押すと大きなブザーが鳴り、周囲に伝える二つの見守りシステムがある。
問 社会福祉協議会との連携は。
答 高齢化対策を図る上で社協は中核を担っている。5月にオープンの「結の里」はデイサービス施設や、居宅介護施設など、複合的福祉施設として、地域の方々が交流や繋がり・支え合い活動で、地域福祉の増進のため、一層の連携と支援をしていく。
問 歌津地区の「老人福祉センター」の所有は。
答 平成28年4月1日に建物全部を社協に譲渡し、社協の運営方針によるもの。
問 老朽化対策は。
答 社協から正式な話はきていない。
問 歌津地区に「デイサービスが無くなる」との声は。
答 今後の住民のサービス内容が変更となる。
問 デイサービス機能はどうなるのか。
答 これまでの入浴サービスや食事提供がなくなり、機能訓練に特化した形で事業をしていく。
問 今後の高齢者福祉対策は。
答 本年3月に高齢者福祉計画・介護保険計画を策定し、「『すべての高齢者が住み慣れた地域で、生きがいのある暮らしを続けられるまち』を共に築く」を理念として、「医療」「介護」「予防」「住まい」「生活支援」の一体的な提供体制の充実を図っていく。
問 高齢者が働く環境整備は。
答 シルバー人材センターの再開を考えている。
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