・気仙沼市の三日町・八日町は、「高齢者の買い物支援」として、配食などの生活支援サービスの立ち上げを進め、検証をスタートさせた。専用の端末で商品を購入するなど、拠点施設での商品受け取りを、準備委員会は取り組んでいる。
・気仙沼市本吉町大谷海岸の防潮堤について、「砂浜を残して欲しい」との住民の要望を受け、国道45号を9.8mの堤防を後退させ、一本化の兼用する事を県が明らかにした。県内有数の海水浴場スポットが、震災前の規模で残される。背後地はかさ上げされる。
・「鹿折認定こども園」が入札の不調で、来年度開園に赤信仰となり、保護者は戸惑っている。入札には8社が応札した。いずれも予定価格を上回り、3回目に残った1社と見積合わせとなったが不調だった。
・サンフレッシュ小泉の「波乗りトマト」の生産が2年目を迎え定植をおこなっている。昨年は1億円に達し、2年目の目標を1億7千万円としている。

・気仙沼市では昨年9月に災害公営住宅入居者への訪問健康調査を実施した。9住宅717人を対象に、65.8%の472人から回答を得た。その内65歳以上は65.5%を占め、7割近くが「病気がある」と答えた。震災後の「心の問題」などは減ってきている。
・気仙沼市の7月末の生活再建支援金の状況が発表された。申請件数は4082件で建設(200万円)が2639件と6割を占め、補修(100万円)が1014件、賃貸(50万円)で429件となった。加算申請もやっと半分で、防集の引っ越しもピークとなり増加している。
・気仙沼市の住宅再建意向調査で、未定・不明が137世帯で、「今から考える」も21世帯あった。7月末現在で仮設(みなし仮設)の入居世帯は2519世帯5925人となっている。