合併10年の検証(3) 教育の現実⑨

現状況を震災2年目ごろからの急激な人口減少の対策を取らなかった事で、今の現実がある。2世帯3世帯の家族を町に留める努力と、こうした世帯への手厚い生活再建支援が人口減少の歯止めとなり、学校の生徒数の確保で、充実した教育環境の整備と好きな部活に入る事で、優秀な人材が育成される。商工観光や高齢者世帯の支援は二の次でも良かった気がし、高齢者も子供たちの笑顔の多い町を望んでいるだろう。
中学校と高校の被災地の復興の模様し物への参加は、果たして必要な物かと頭を傾げる。子ども達に町の復興の被災地支援と考えや進めるのは、大人の考えのメディア戦略のアピールだったり、子供達が売り場に居る事で、家族も応援に買い物に来てくれると言う考え・打算が強く見られる。子ども達の小学6年間と、中学校での部活と学習など新しい分野の活動は多くの事を身に付けさせる。高校では社会人・大学生の進む窓口として、地元の学校生活の集大成と考えた中で、子供達の成長を妨げてしまっていると思う。
現在、気仙沼市・登米市への南三陸町からの進学があり、彼らは高校生活でスポーツと学問のみに集中ができる。中高の活動は生徒会の中で、学校内の活動に留める事をした方が良いと考える。町の生徒・児童の学力の低下を懸念する。
(つづく)
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