企業誘致も想定外

市街地の再生には「起業誘致」を欠かす事は出来ない。町のグランドデザイン説明会の町長の挨拶で、御前下地区への大型量販店の出店は、町の企業誘致の政策に想定外だったと、町長派言っていた。
ガソリンスタンドの3店舗が、45号の小森地区までの志津川インター建設予定地に建設された。橋爪機材・コメリ・薬王道・ダブルストーンなど、再建を待てない企業は既に営業を再開している。住民が一番望む中堅スーパー「ウジエ」も、今秋に4mの嵩上げし毎年の秋頃にはオープンと聞いた。
町はウジエに被災し嵩上げした「市街地への本設」を希望していたが、後2年での嵩上げからの建設では、時間が係りすぎる事を上げ、人口の減少への経営的に成り立つかも、経営想定調査の元に規模を含めた、出店を考え将来性の薄い所に、リスクを背負ってまで開店はしない。
町でも企業誘致への活動はしているようだが、厳しいと思うし、挨拶での町長の愚痴は厳しい本音の言葉と受け止める。人口動向は企業誘致の最大の問題であり、気仙沼市でも厳しい雇用状況を聞いた。
そんな中で「良い物は売れる」「販路を地元以外へ」など、商売の在り方と方向性を、事業所と町が連携し販路拡大が、町の生き残る為の手段となると思う。気仙沼市も本吉町との合併があったが、人口の減少は2千人余りの震災死から、人口の流失を入れても5千人~6千人と言う。震災後で残った人口からの減少率は、やはり我が町が高いだろう。みなし仮設入居者の650世帯が、町に帰って来るを想定している、行政の目論みなら余りにも甘すぎる。
今日の新聞に気仙沼市で仮設の物置・エアコン・ガス台は、「申請」により持ちだせる事となった。南三陸町は先月の私の仮設退室の時でも、帰って来る町民の為に仮設を開けておく必要から、持ち出しは「ダメ」と言う。この政策も今後は持ち出しOKも、町民の公平性を欠くので実施は難しい。この町の決断の遅さは県に取って大きな負担となり、跳ね返ってくるだろう。
住民の皆さんには自分の事です、もっと町の政策へ感心をもって欲しい。町の対策の失敗は町民の税への跳ね返りを生む。企業なら「賃金カット」「社員削減」があるが、公務員を守るより、町民を守る事が行政の本文ながら、自分たちを守る事に重点を置く体制が、現在の街である事に、被災地としての再建の再生の遅れに繋がっている気がする。
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