気仙沼のプレハブ商店に学べ

昨日のテレビのニュースで「気仙沼プレハブ商店街」の現状と今後の取組を伝えていた。
震災後の一年間で60万人の観光支援の来場者が、今年は20万人に落ち込み、このままではと対象客を観光客から、仮設で暮らす高齢者に変更した。
経営形態の変更は将来への市の在り方と取り組みを考え、被災した高齢者の救済に向け、既存のお客様を対象とした。昨日は仮設の高齢者に20個の弁当を無料で提供した。商店内の店からの食材を持ち込み、栄養バランスを図り、高齢者の見回りも活動の一つに上げている。
現在南三陸町が作ろうとする商店は観光客の誘致による、観光中心の町商店形成を推奨し目論む。志津川市街地の嵩上げした所に「ショッピングモール」を、被災した商店にテナントとして入ってもらい、御前下には量販店の出店が27年度に加速し、今後大型店の集合体となり、「道の駅構想」は町にはなく、民間でその形成を入谷に考えている。高台の3地区があり商店も3地区と、バラバラの町形成の元に町の復興が進められている。
これが本当に町民が「理想とする町づくり」なのか、疑問だ。気仙沼市のように町が市民の住居の確保を優先に、その次に背後支援で商工・観光にあたるべきと私は思う。
今、間違いを訂正し町づくりを進めにないと、取り返しのつかない事になる。
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